お産は何の前触れもなく突如始まるものではありません。母体にもいろいろな変化があらわれます。いつお産が始まってもいいように万全の準備を整えておきましょう。入院のタイミング、持ち物などは以下をご覧下さい。
普通、おしるしがあると、一両日中に子宮の収縮が始まります。この子宮収縮がつまり陣痛で、一定の間隔をおいて繰り返します。入院の時期はまず、妊婦自身が自分の体の様子から見て判断します。
次のような兆候があれば、分娩の為にご来院いただく時期ですので、いつでもお電話下さい。お電話は、必ず妊婦さん本人が、陣痛開始の時間や現在の状況を電話でご説明下さい。
- 母子手帳
- 健康保険証
- 印鑑
- パジャマ(前開きで授乳に適したもの)
- 2〜3枚
- 産褥ショーツ
- 1枚
- ショーツ
- 2〜3枚
- 授乳用ブラジャー(ワイヤーなし)
- 2〜3枚
- タオル
- 1〜2枚
- ガーゼのハンカチ
- 5〜10枚
- ナプキン
- 適量
- ニッパー
また、お部屋には右記のアメニティーグッズをご用意しております。
ヘアーブラシ、コップ、歯ブラシセット、シャンプー、リンスボディーソープ、シャワーキャップ、レディースセット
ママと赤ちゃんの産前産後の状態、入院のお部屋等によって、異なってまいります。詳しくはお問合せください。
(正常分娩は、通常5日間のご入院です。)
- 出産育児一時金について
- 平成21年10月から『出産育児一時金等の医療機関等への直接支払制度』が開始されます。この制度により、出産育児一時金が一律42万円(産科医療補償制度のための1万6000円を含む)となります。
- 産科医療補償制度について
- 産科医療補償制度は、分娩に関連して発症した重度脳性麻痺児に対する補償の機能と脳性麻痺の原因分析・再発防止の機能とを併せ持つ制度です。分娩機関が本制度に未加入だったことにより、本来、補償されるべき補償を受けることができないという事態を防ぐためにすべての分娩機関に「産科医療補償制度」に加入が呼びかけられております。 渡辺産婦人科は、この制度に加入しております。